やはりホールドか
既述していた5冊の本の最後、「解像度を上げる 馬田隆明著」を昨日読了して、『積んどく』が無くなりました。
この本は、スタートアップ企業を如何に短期で100億円超の企業にするのかを、学術的に解説したものです。
一番大事なことは、「面倒なことにチャンスがある」という視点。
次に大きな未来の課題を持つこと。大きな課題は、多くの人が目をそらせてしまうので、結果的に競争が少なくなる。
「最高のサービスをどこよりも安価で提供する」というのを実現しようとすることは、ほぼ不可能。
堅実に一歩一歩進んで行って、退くことを知らないやり方を学べ。
解像度を上げるための鍵は、『情報×思考×行動』
特に印象深かったことは、全ての面において『先ず行動する』。そして、粘り強く取り組みを続け、型を意識する。
弊社グループは未だに100億円に達していませんが、この本に書いてあることは、私自身はほとんど体験してきました。
決定的に違ったことは、起業する業種を選ぶときに、私はかなりいい加減でしたが、100億円企業になる会社は、きちんと課題を解決することを主眼に置いていたという事でしょう。
『積んどく』が無くなったので、小田部にある積文館書店へ出かけました。
そこで、来年の手帳の「NOLTY(能率手帳)」、「数学的センスを磨くフェルミ推定 永野裕之 著」、「まいまいつぶろ 村木嵐 著」、「小学生がたった一日で19×19まで暗算できる本 小杉拓也 著」、「日経マネー12月号」、「ダイヤモンド・ザイ 12月号」を購入。
日経平均が33000円を超えていますが、「中越パルプ」は現在大きな動きがありません。
私の買値は1324円で、昨日の終値は1544円。少しの利益は出ていますが、配当金が増額され年に50円が60円となりました。
60円÷1324円=4.5%の利回りです。
これらを考慮すると、暫くはホールドかなと感じています。
WTIの原油が80ドルを下回り始めました。これに米国金利の低下が加速すれば、円高・原油安の紙パルプ業界にとっては干天の慈雨となり得るのです。