仕込み時期
以前、私の古くからの知人が、佐賀駅近辺に投資用のアパートを購入したことを述べました。
不動産投資で、私の中では佐賀県はそれまでありませんでした。
しかし、福岡市内との距離関係においては、福岡県の久留米市とほとんど変わりません。
それでいて地価は安いし、人件費も安いものでした。
ところが最近、私の佐賀県への注目度が増しています。
先ず、身近なところでは、我がグループの国産2輪車部門において、売上高も総利益も佐賀の店舗が一番大きいのです。
福岡県、長崎県、熊本県と圧倒的に人口が多くて、スポーツバイクの登録台数も多い各県よりもこの2年間ずっと業績が良いのです。
その店舗に行くときに感じることは、佐賀市内の空が広い事(高い建物が少ない)。
それに、福岡市内へ行く車と、福岡市内から来る車の数が多い事。
肉、野菜、果物、魚介類が安くて美味しい事。
そして何よりも地価が安い事。
閑散としていた佐賀空港と北九州空港とが一体となって、福岡空港の補完に官民挙げて取り組み出しました。
いずれ、新幹線も全線開業となるでしょう。
これらのことからも佐賀の発展が見えてきていたのですが、更に現実味を及ぼす事態になりました。
政府の方針で、最低賃金が10月以降引き上げられます。
何と佐賀県は上乗せ金額が8円と、日本一となりました。
九州各県を見ると、福岡県が941円。次が佐賀県で900円となったのです。
福岡、佐賀を除く九州各県は全て800円台なのです。
福岡市内への不動産投資は、地価が上がり過ぎて面白味がありません。
次は熊本かと思って行動していましたが、既に高騰しています。
まだまだ地価が安い佐賀県は、株式投資の無名の200円台の銘柄に似ています。
本格的に参入しようと考え直しました。