時代の変遷
各種投資や経営、それに人生の過ごし方に関しても、今までの自分のやり方に間違いはなかった気がします。
その時々には、上手くいかないことがかなりあったものの、今では時代が私にやっと追いついてきた感があります。
私は家系が下戸でしたので、殆どアルコール類は飲めませんでした。
大学1年生の時のテニスクラブの新歓コンパで、初めて大量のお酒を飲まされ、急性アルコール中毒になり入院。
今思えば生きていて良かった。
それからは、先輩方からお酒が飲めないと社会人として生きていけないと言われ、アルバイトで稼いだお金でサントリーの角瓶を購入し、ストレートで毎晩呑む練習。
就職した会社では、販売促進の営業のため日々お酒を飲むことに。
大きな接待会場では、数十人から返杯を受けトイレに駆け込み嘔吐した後で食塩水でうがいをしながらまた席に着くことを繰り返していました。
脱サラしてから一切飲むことを強要されることが無くなり、周りの人たちにも私の下戸は認知されました。
あれから30数年。時代はやっと私に近づいてきました。
アサヒビールが「飲む人」の調査を最近行いました。
日本の20~70代約9000万人の内、お酒を日常的に飲む人は僅か2000万人。飲めるけれど飲まない・そもそも全く飲まない人は計5000万人に上った。
残りの2000万人も月1回程度しか飲まないという結果だったそうです。
今では、飲める人よりもはるかに大きなマーケットを如何にとりに行くかの戦略を実行し始めたとのこと。
私はお洒落なバーで素敵な女性と語らう事が夢でした。
けれど美味しくもないお酒を飲み、頭が痛くなりついには吐き気をもよおすことを考えると、その夢は封印したものです。
しかし今は、私には隠れ家的な行きつけのバーが存在します。
一般の人には絶対にわからない構えで、大人の雰囲気満載です。
そこに行くと、私専用のノンアルコールのフルーツカクテルが数種類用意されています。
果たして、しらふで女性との会話が盛り上がるか?