中だるみ

 6月23日(金)に5月の月次決算と賞与の確定を行いました。

実績は、悪くはないが決して良いものではないといった具合。

 相変わらず、長男の会社も次男の会社も営業キャッシュフローが改善されていません。

つまり、在庫の消化が進んでいない証拠です。

この多くの在庫消化に関する販売促進策を考えているか子供達に聞きました。

両者ともに否。

 YSP佐賀とYSP筑紫をモデル店舗にしようと、数か月前に6S(整理・整頓・清潔・清掃・躾・作法)を徹底するように指導してきましたが、今行くと店内やバックヤードが既に汚い。

店長が悪い、その前に社長が悪い。

 慣れというものは恐ろしいもので、初心をすぐ忘れてしまいます。

何度も言いますが、今やバイク業界は富裕層相手のビジネスであることを忘れてはいけません。

不要不急品が平気で100万円を超えるのですから。

 店が整理、整頓、清潔、清掃されていて当たり前。更にスタッフの躾、作法が抜きんでいて当たり前。

その上で、更に最新の機械設備を擁し整備力もある。

そして、香りもよく、飲み物にお絞りもあり、「居心地が良い」。

 私なら即座に店を変える自信があります。

何故、この様な簡単なことが出来ないのか不思議でなりません。

 二人の子供達は、新店舗の開業から時が過ぎて「中だるみ」、各店長はコロナの追い風を2年間感じて何時までも続くと思う「中だるみ」。

業績の悪化は急に訪れ、一気に坂道を転げ出します。

その原因は、基本的な事を疎かにしてきた数か月先に遡るのです。

 幸い、夏季賞与を出すことが出来ました。

しかし、既に黄色信号が灯っていることを、社長も店長も自覚することです。

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