富裕層ビジネス
6月21日開業の「ザ・リッツ・カールトン福岡」の話題で持ちきりの福岡市です。
各民放レポーターがロビーや1泊250万円~のスイートルームを紹介していました。
彼等の最初の一言が皆同じだったので、やはり私は最先端を行っていると確信が持てました。
「うわっ、いい香りがしますね」という表現でした。
もともとは、東京の高級外資系ホテルに次々に泊まり続けた数年前から気づいたことでした。
その意識があったが故に、私がお世話になっているレクサス福岡西店でも、とても良い香りが常にあることに気づきました。
早速その香りを提供している業者を聞き出し、息子達に伝えました。
次男坊は、最初はその業者に頼んでいたのですが、今では自分の気に入る香りと業者を選定しているようです。
そして、4店舗すべてに香りの機械や香りの器具を設置しています。
富裕層に贔屓にしてもらうには、「香り」だけでは駄目です。
先ず、店舗自体に高級感がないと相乗効果を生みません。当然、店舗内外とスタッフの6S(整理・整頓・清潔・清掃・躾・作法)は最低条件。
6月20日(火)の午前4時20分に自宅を出発して、真ダムの経理のためにトライアンフ鹿児島へ行ってきました。
駐車場で待っていると、私の弟が8時40分頃来て、店舗を開け掃除を始めました。
65歳まで大手上場企業の大人数を部下に持つ役職者だった彼が、埼玉から遠く離れた鹿児島での単身赴任。
26歳の店長としては、一番扱いにくい存在だと思います。
「ほお、流石に上場企業の役職者になるだけあるな」と感心しました。
このお店では、一番下っ端なのですから、掃除から入るのは当然なのです。
今までは、全て部下に指示して、出てきた結果の判断だけをしていた事から考えると、大したものです。
その後しばらくして店長が来ました。
彼へのアドバイスは、「焦るな。自分の思いをしっかりとスタッフに伝え、その目標に向かって皆にお願いすること」「人はそれぞれ価値観が違う。自分の思うようにならなくても、『そのような考え方もあるのか』くらいの気持ちを持つように」
店内をチェックして回りました。素晴らしいの一言。お洒落間と高級感が一体となっています。
女子トイレ、男子トイレ、喫煙ルームどの部屋も高級感があって、香りも違う。
納車ルームは、誰が入ってもVIPルーム。
この店の立地や、設計の相談を次男から都度受けましたが、殆ど全てのことを次男が決定。
私が見る限り、九州内の全てのバイクショップのなかで、五つ星はこの店だけだと感じています。
そうこう思っていると、店長の指示の元、車両のレイアウトを変更していました。
規模も人員も大きなチャレンジの店舗です。今までの新規店舗は、軌道に乗るまでおおよそ3~5年かかりました。
どれくらい期間を短縮するか楽しみです。