伊都菜彩
私のブログにもよく登場する、「伊都菜彩」(いとさいさい)。
ここが、2020年度JAファーマーズマーケットの売上高で日本一になったそうです。
つまり、産地直売所の日本一なのです。
今年で開業16年。年間売上高は約40億円。
週末には、約5000人が来店し、平日にも約3000人が来店するとのこと。
福岡市内から車で30分で来れることを立地の一番に考えたとのこと。
そして、近くのスーパーではなくこの場所まで来てもらうのに、鮮度を最も重要視したそうです。
私も魔ダムと良く行くのですが、支払いは常に1万円を超えています。
今買わないと、次には買えないかもしれないとの思いが強いのです。
感覚としては、美味しい割には安いというもの。
鮮度を保つために、仕入れ品による補填はしなくて、売れ残ったものは、生産者が引き上げるという仕組み。
それ故、午前中に来ないと欲しい商品がないことが頻繁に起こります。
このことが、逆に平日でも開店前に行列ができるパターンが出来上がったのです。
ビジネスとは本当に面白いものです。一見無駄と思えることが逆に生産性を上げているのです。
この売れ残ったものは勿体ないとずっと思っていました。
しかし、流石ですね。子供食堂や、九州大学の留学生に寄付しているとのこと。
益々、ファンになりました。美味しいものを食べて社会貢献ができるのですから。