理想像
世界中で、日本の若いスポーツマンや音楽家が大活躍しています。
飲食業界でも腕前の良い若手が評判になっており、日本人の凄さに驚かされます。
この様な若者の活躍は、幼い子供達に大きな夢を与えます。
小学生の頃の何になりたいかの作文が、有名人になって良く紹介されます。
○○で金メダルを取りたいとかよくあるパターンです。
自分を振り返ると、この年になるまで何になりたいか、あるいはどのような人物になりたいかの具体的な像はありませんでした。
ただ現役の経営者を一旦離れて、時間が自由に使える今はその像がはっきりとしてきました。
経営だけでなく人生においても、身近な事でも『必ず何とかする人』と人々が口に出す人物が私の理想像です。
つまり、人々が漠然としていても思い描く結末に近い結果を出す人のことです。
この『必ず何とかする人』と思われる人になるには、先ずは嘘をつかない事。
次は頼まれた小さなことでも全力で当たる習慣をつけること(手を抜かない事)。
とことん準備して素早く行動し、修正を厭わない事。
有言実行を常に心がけること。
「駄目だ」と口に出さない事。
私は最近になってようやく、この様な人物こそ「男の中の男」と思うようになりました。
若い頃から、この理想像を目指せば、自ずと一角の人物になることは間違いないと感じています。
最近このような観点で、弊社の社員や取引先の担当者、それに知人たちを勝手に評価しています。