隔たり
コロナや物価高の影響で、マスコミ等は日本人の暮らしぶりの大変さを煽ります。
また、一人当たりのGDPが韓国に抜かれたとか、先進諸国の中で賃金が上がっていないのは日本だけとかのニュアンスも喧伝されています。
本当にそうなのでしょうか?
各種の経済誌を読むと、どの種類の本も「富裕層ビジネス」に力を入れる旨が記載されています。
実際は、負債を除いた純金融資産が1億円以上ある人は増えているそうで、その総額は軽く300兆円を超えるとのこと。
10年前に比べて総額で7割も増えているそうです。
また、フランスの調査会社によると、投資可能な金融資産を100万ドル以上持つ日本人は、およそ365万人もいるとのこと。
この数字は世界の中で米国に次ぐ2位だそうです。
最近、福岡市内でも2台のランボルギーニと1台のフェラーリを立て続けに見ました。
我が息子の知人の中にもランボルギーニを持っている人と、ベントレーを持っている人がいます。
以前にも記述しましたが、私がコーチをしている小中学生のラグビークラブも駐車場に、マセラティやベントレーが停まっています。
先日、普段車で通る道を一本横道に入り片側1車線の道をゆっくりと走っていたら、1階の駐車場にロールスロイスが鎮座していました。
福岡市内の街中では、ベンツ・BMW・アウディ・ポルシェを見ない日はありません。
私にとっては別にどうってことはないのですが、データのとり方によって、その結果が大きな隔たりとなることも知っておく必要があると思っています。
日本はまだまだ豊かな国だとの認識を私は常に持っています。