似たものを感じた
ある経営誌を読んでいたら、オリックスの宮内義彦シニア・チェアマンのインタビューが掲載されていました。
彼が38歳の時に第一次オイルショックが勃発し、日銀が公定歩合を上げたことによって銀行の貸し渋りが始まります。
全ての資金を銀行借り入れによって賄っていた彼は、全国の金融機関や保険会社を駆けずり回ったそうです。
何とか応援してくれるところが見つかり、倒産を免れたとのこと。
かなりの高利ではあったが、その時に生き残った独立系リース会社はオリックス1社のみだったそうです。
若くて実力もない彼は「縁を大切にして、こいつは信用できる」と思われるように常に心掛けていたとのこと。
その縁から借り入れが出来たそうです。
それ以来彼は「ご縁とキャッシュフロー」徹底して重視するようになったそうです。
会社の規模は我がグループと比較にはなりませんが、この考え方が私と同じだと思いました。
「こいつは信用できる」人物になるにはどうすべきか?
『小さな嘘はつかない・なるだけ何でもオープンにする』この積み重ねだと思います。
「ご縁を大切にする」人物になるにはどうするか?
『義を重んずる・長く付き合う』この積み重ねだと考えます。
「キャッシュフローを重視する」については、このブログで何度も記述しました。
『黒字でも現金が無ければ倒産する・赤字でも現金があれば生き延びれる』このことが理解できなければ経営者としては未熟です。