納得がいかない
2022年11月26日(土)の日経新聞1面トップ。
「中国・九州・中部電に課徴金」のタイトル。
電力自由化を蔑ろにするような行為で、過去最高の課徴金になるとの報道でした。
この内容をよく調べると、持ち掛けたのは関西電力の役員。
ところが、関西電力は、カルテルを自己申告したために「リーニエンシー」制度により、課徴金の減免を受けたのです。
自分で悪だくみを考え仲間を引き込んでおきながら、自分だけが難を逃れる。
私の感覚では、とても信じられません。「信・義」はどこへ行ったのでしょう。
もともと、関西電力はあまりに悪弊が多い会社です。数年前には金品受領問題で世間を騒がせました。
何故そんな会社の要求に九州電力は乗ったのでしょうか?
九州男児としての気概はどこへ行ったのでしょう。
これらの問題も、「驕り」の一角だと感じます。
九州で圧倒的な地位を確立して、経済界の要職を歴任してきた九州電力。
周りからちやほやされ、小学生でもわかる善悪を理解できないのです。
私は、今後の九州の発展には九州電力の再生可能エネルギーがポイントになってくると思っていました。
だからこそ株の購入も考えていました。既に長男は購入済みです。
暫くは停滞する可能性が大と思います。
それにしても、このレベルの判断しかできない人が役員とは、九州電力には人材はいないのですね。
本当に情けなく、納得がいかない事件でした。