泥船か!?
11月11日(金)の朝、長男が私の執務室を訪れました。
孫達二人を魔ダムと保育園に送り届けたお礼を言いにきたのです。
その時私は、ちょうどパソコンの画面を見ながらネット証券に送金していました。
長男が何を買うのか尋ねるので、「筑邦銀行」の最後の勝負をすると返答。
すると、「親父の株式投資のスタンスの正当性は認めるけれど、筑邦銀行への対応だけは理解できん。何故敢えて沈みゆく泥船に乗るのか」と。
数週間前に暫く難平買いは控えると言ったばかりでした。
その時の価格が1399円。それから更に100円下がりました。
この日の日経平均は私が購入した時刻には600円以上上昇中。
それほどの環境下でも下がり続けています。何か意図的な事を勘繰るのは私だけでしょうか?
普通は100株ごとしか買わないのに、この日は600株購入。
これで、トータルが1000株単位で計算がしやすくなります。
何故買うのか、何故今なのか。全ては私の直感です。
私の人生を振り返ると、数多くの失敗はありますが、自分の中ではおおむね成功の確率の方が多いというもの。
失敗や成功の度に自分を振り返ります。
そこから得た自分なりの結論は、何度も書きましたが「なにくそ負けてたまるか」「巧緻は拙速に如かず」「乗り掛かった舟には乗れ」等です。
この筑邦銀行という船が、泥船として沈むのか、それとも無事に目的地まで就航できるのか。
泥船として沈んだ場合、私の40年近い株式投資の歴史の中で最大の損失となります。
それでも、幼子を抱えて脱サラしたリスクに比べれば「屁」のようなものです。
He that is out at sea、must either sail or sink.
『海に出た以上は進むか沈むかだ』