最後の晩餐なら
11月7日(月)は今年最後の大吉日でした。
「天赦・大安・のぞく・畢・よろずよし」の全てが重なる希な日なのです。
当然このような日には『盛運』の方位を取って大きく動くことにしています。
この日は年に一回の非常に楽しみにしている「天然鮎」を食べに行くこととしました。
毎年延岡の同業の社長家族の皆さんが、この時期に招待して下さるのです。
当日は、午前4時半に自宅を出発し、大分県宇佐神宮に午前6時半頃到着。
いつものように「現在に至るまでの感謝、社員・家族全員の無事無事故と商売繁盛」を祈願。
それから東縦貫道を通って延岡に入ったのです。
このお店は、息子さん二人とその奥様達で運営。そのままアットホームな雰囲気が最高の店なのです。
お客様との密着度が強く、リコールの回収率等はほとんど100%で、ヤマハの販売店の中で常にトップクラスです。
ご長男が2代目を継いでおられますが、最近スポーツバイクの車両入荷がほとんどなく困っておられました。
私の力ではどうしようもないのですが、車両供給が普通に戻るまでは、「中古車・部品用品の売り上げ・整備」に力を入れるしかありません。
その具体的な方法を少しずつアドバイスしました。
ただ前提は、このご長男の気持ち次第なのです。私の息子達にいつも言っていますが、困難に出会った時に「なにくそ負けてたまるか」と思って猛烈に仕事をするかどうかなのです。
参考に、周辺人口数が似ている弊社佐賀店の、昨年の決算書等をお渡ししてきました。
その後大瀬川の支流にこの時期1か月間だけできる鮎小屋へ。
30センチはあろうかと思える大ぶりの鮎を3匹も頂きました。
囲炉裏の中で炭火の遠赤外線でじっくりと焼きます。
焼き上がりの香ばしさが口を付けた途端鼻腔一杯に広がり、幸せな感覚に覆われるのです。
間違いなく私の最後の晩餐はこれだといつも思います。
大満足の余韻に浸りながら、午後2時半頃にそこを出発しその日の宿泊先「華匠庵」へと向かいました。