気に掛けないが大事な点
急に寒さを感じるこの頃の朝、新居の機能性に大満足しています。
旧居の時もそうでしたが、建てる前に相当専門書を読み漁ったものです。
23年前の旧居の時には、100年の耐久性とシックハウス対策とペアガラスがポイントと知りました。
躯体に天然の4寸檜を使用し、床や天井も天然の木材、集成材はほとんど使用しませんでした。
壁紙は植物の繊維を使用したケナフ、和室の壁は珪藻土といった具合です。床下には備長炭を敷き詰め、後にエネファームと太陽光を追加。
今回の新居を建てるときにも大きな書店へ行き2冊の最新の専門書を購入。
ポイントは、標準となった24時間換気システムの種類と樹脂製の3重サッシの窓が如何に重要かを知りました。
大きな買い物の割には、大抵の人はあまり注意を払わない仕様です。
一般的に「長期優良住宅」であればそれで良しといった雰囲気を感じます。
しかしそのレベルには幅があることをほとんどの人が知りません。
新居はトップクラスのそれなのです。
この新居は断熱性に優れるあまり、外気温の感覚に乏しくなります。
そこで、室内温度と外気温度が一目でわかる大きなデジタルの温度計がついています。
昨日午前7時のことです。外気温10.4度、室温22.7度。
別に暖房を行ってはいないのにです。
今でもパジャマは半袖半ズボンにかけ布団は夏仕様。
もっと寒くなると本領を発揮します。
全館床暖房のスイッチを入れると、威力を改めて知ることとなるのです。
屋根全体の太陽光のお陰で全て電気で床暖房を24時間行い、常に室温が22度~25度に設定できるのです。
外気温が0度でも変わりません。
旧居は既に暖房を入れています。
息子に、後数年してリフォームする時には、必ず樹脂製(アルミ製では絶対にダメなのです・熱伝導の影響)3重サッシにすることと、出来る限り床暖房の面積を増やすことをアドバイスしています。
3重サッシは、防音効果もはっきりと自覚で来るほどあることも付け加えます。