時代の流れ

 3か月に1度の歯の定期検診に行きました。

若い女性の衛生士が歯と歯茎のチェックを行い、磨き方の指導と歯石の除去までしてくれます。

少し田舎訛りのあるのんびりとした優しい声で「口を開けてくださ~い。しみたり痛みはありませんか?」

数分後には、「今から起こしますからうがいして下さ~い」

 午前中に2時間もテニスのレッスンを受けた後のせいか、かなり疲労を感じていました。

そこに、優しくくるむような声を掛けられながら、私の顔の間近に若い女性を感じるのです。

何とも心地よいものでした。

 50分ほど施術をした後に歯科医師の彼がチェックに登場。

歯も歯茎も問題ないとのお墨付きを得て一安心。

 「経営は順調ね?」と尋ねると「はい、施術室を一部屋増やしました」との返答。

上手く回っているのでしょう。

 「厄払いは行ったね?」と問うと、「勿論です。最近自宅にも神棚を設置して毎日感謝を込めてお参りしています」

ここまでくればもう大丈夫です。

 「成功している経営者の7割は、自宅に神棚と仏壇を置いて、毎日反省と感謝をしているとの統計があるよ」と私。

長男と同じ年なので、ついつい応援したくなるのです。

 帰り際に事務の女性から、「今後は定期点検の連絡をメールで行いますので、スマホにこのQRコード読み取らせてください」と。

簡単に処理が終わりました。確かに点検のハガキは印刷代、はがき代、その他の作業等があり手間とお金が掛かります。

個人宛のメールであれば、簡単に費用も掛からず、管理も容易でいう事はないと思います。

 どのような業界でも、今後はこの様なスタイルが浸透していくことでしょう。

ここに、天邪鬼の私は商機を感じます。

書道で上手くなった直筆の文字を、葉書や手紙やカードで出す。

今まで以上に差別化が出来て重みが増すのです。

男の子には、書道とそろばんを幼いうちから習わせるだけで、社会人となった場合、圧倒的なアドバンテージを得ることになるでしょう。

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