平凡な一日

 西日本新聞と日経新聞を読み終わり1階に降りていくと、魔ダムが「夕方は暇?」と聞いてきました。

特に何もないと答えると、「ペイペイドームまで送って」。

彼女が属している3つのコミュニティの一つのおばさま4人組で、ソフトバンク対西武ライオンズを観戦すると。

 車を出し、途中で一人のおばさまを拾い、ペイペイドームへ。

晩御飯は自分で何とかしなくてはなりません。

かといってその時間まではかなりあります。

 困った時の書店訪問。日頃気になった書物を手帳に書き留めています。

「だから、あなたは愛されないの」野崎覚令 著、「一生モノの物理学」鎌田浩輝 著、「経営12ヶ条」稲盛和夫 著。

最後の「経営12ヶ条」のみ在庫があったので購入し、残りの2冊は取り寄せ依頼。

 この積文館書店の前方道路側に「ベスパ・モトグッチ福岡」があります。

雨も降っていたので、久し振りに立ち寄ることにしました。

 店長のT君がにこやかに迎えてくれました。

「調子はどうね?」と私。「ぼつぼつです」と彼。

「T君はいくつになったね」「今年47歳です」

 それを聞いた私は彼に「ぼつぼつじゃいかんやろ!!」「肉体的にも精神的にも全力で仕事が出来るのは後10年もないよ」と強く言いました。

一時も早く、この福岡の店を繁盛店にして、『熊本も自分がみるから出店させてくれ、くらい言わんでどうするとや』

素直な彼は元気よく「わかりました!!!」

 雨も小降りになったので店で傘を借り、徒歩で15分ほどかけて行きつけの「長崎ちゃんぽん」の店で普通盛りを食べました。

店に戻ると3人のスタッフで閉店準備中。T君に「期待しているよ」と声をかけ帰宅。

 午後9時過ぎに魔ダムから電話があり、途中まで車で迎えに行きました。

対戦結果は9対0でソフトバンクの圧勝。おまけに「大入り袋」までもらい彼女たちは大満足。

 ウクライナ情勢を考えると、このような平凡な一日がとても貴重なものに思えてきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

見習うべき行動力

次の記事

悲喜こもごも