歴史は繰り返すのか?

 7月20日(水)午前0時過ぎにある本を読了しました。

「大恐慌の勝者達」玉手義朗 著

 とても簡易で読みやすく且つ勇気付けられるとともに、世界の経済の歴史の推移も大まかに把握できます。

世界的なパンデミックは、世界恐慌と似てなくもありません。

 大きな金融緩和と財政出動は、過去の大恐慌時の対策を彷彿とさせます。

これから一気に金融引き締めや、財政出動の削減が行われれば、それこそ歴史を繰り返すこととなるかもしれません。

 日本株に強気な私も、少し躊躇する気になりました。

インフレを見越して、株式投資と不動産投資を借金しながら出来得る限りの方法で進めてきました。

しかし、最近の世界の社会情勢を鑑みると、大きな不況に突入する可能性が見えてきました。

スリランカの国家破綻は前兆のような気がします。

 大不況に突入した時に、この本に書いているような「バーゲン・ハンター」になるべく、現金比率を少しずつ上げようと考えを変えました。

黒田総裁の金融緩和継続は、日本を大不況から救う歴史的な策となるかもしれません。

しかし彼が辞めた後、金融引き締めの兆候が表れ始めたら、日本株式の暴落が始まる気がするのです。

来年3月くらいまでに現金の比率を上げていき、暴落が生じたときに勝負に出ようとの考えに至りました。

 この本の最初の記述「中国語で書くと、危機という言葉は二つの漢字でできている。ひとつは危険、もうひとつは好機である」ジョンFケネディ

いつの世にも成功者はいるのです。しかし、ある意味それらの人々は一般の人々と違いすぎて『変人』扱いされるのです。私も変人の片鱗を見せたいと思います。

 

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