嵌まりすぎの観
この1か月、YSP筑紫とYSP佐賀の社員の「年収100万円アップ」目標を掲げて考え行動してきました。
その為に詳細な現場観察を行うと、基礎が全然できていないことが判明。
そこで先ず、働く意味から考えさせ、その延長線上に取引先、お客様の存在を理解させました。
これらを考えれば、自然と会社の存在意義にも繋がります。
そこで、社是、経営理念、モットーが必要になるのです。
私の指導方法は「守破離」です。
私の指示に反論しても、私にかなうはずもありません。だから反論禁止。
こうなると、素直さが一番重要になるのです。2店舗の7人を見ると、私の話を一斉に目を見つめて聞いているので目標達成は可能と判断しています。
この一番基礎となる部分が出来てから初めて、自分達の意思を少しずつ反映させればよいのです。
基礎も出来ないうちに反論など傍ら痛し(恥ずかしい)。
一旦この業界から身を引いたつもりになっていましたが、私自身が言い出したことなので責任が生じます。
日夜どうすればよいか思考が続いている現状は、嵌まりすぎの観があります。
改めて、ユニクロの柳井社長の記事を読み返しました。
彼は2代目で、我が息子達と同じ境遇です。ただし、引き継いだ時に売上高は1億円。長男7億円、次男2億5千万円よりはるかに少ない。
それが3億、10億、30億、100億、300億、1000億、3000億、1兆、2兆となっていきます。
彼が、今の日本の中小企業の問題点を指摘していました。
オーナーが継続だけを意識しすぎて、成長へのチャレンジをしない。会社の成長が無ければ賃金は上がらず、優秀な社員が入ってこない。この繰り返し。
人が成長しないと、会社も成長しない。人が成長する仕組み作りが重要。
私と似た感覚ではあります、特に彼が言う「人と違ったことをやるのが実は普通」には合点。