愛情表現不足
YSP筑紫を九州ダントツ1位にするプロジェクトを始めました。
チーム名は『出過ぎた杭になる』と命名。
彼等に店の目標金額を決めさせました。
出てきた金額が来年には売上高「2億円」。
そこで、私は青山学院大学駅伝部監督の原氏の体験談を話して、年内に『2億円』に訂正させました。
箱根駅伝で無名の青山学院が、優勝校の常連になった秘密。
ターニングポイントを原監督が話していました。
箱根駅伝は、シード校と予選を勝ち抜いた学校の計19校が出場します。
そして、予選で敗れた学校から代表を一人ずつ選出した関東選抜が20校目に加わるのです。
その関東選抜の監督を任された原氏は、一人一人の才能には差がないのになぜいつも低迷する順位かと考えます。
歴史を振り返れば、大体17位から20位あたりが殆どでした。
先ずとった行動が、自分たちで目標順位を決めること。
学生たちが全員で話し合いだした結論が、「3位」というもの。
普通の感覚では、笑い話にもならないほどの大きな目標です。
次にとった行動が、「全員同じベクトルになるようにチーム名をつけさせたこと。」
結果、何と歴史上初の「4位」に入賞したのです。
この原氏の話は私の腹にすとんと落ちたので、同じことをしました。
先ずは、筑紫のスタッフが同じ意志を持つことから始めたのです。
いくら社員の意識が高まっても、お店にお客様が来てくれなくてはどうしようもありません。
宣伝広告の肝は「お店のHP」と「お客様の紹介」です。
まず、全国のYSPのHPをチェック、次に他メーカーのHPもチェック。外資系のものもチェック。
これは凄いという店はほとんどありませんでしたが、良い店の少しずつを一気に真似てみることから始めることにしました。
YSP筑紫のHPで感じたこと。
メーカーの政策に乗っているだけで、お店のオリジナリティがないということと、お店やバイクやお客様に対して愛情表現が足りないということでした。
一日目のミーティングを30分で終わりました。
教えすぎても成長しません。数日に一回チェックに行き、検証をしばらく続けようと考えています。