保険
両親と義母の郵便物は、私がチェックできるように旧居に全て来るようにしています。
最近、私の母宛てにかんぽ生命から2通のはがきが届きました。
内容は、「生存保険金支払い」と「健康祝い金支払い」で、その請求手続きをお願いしますとの内容。
今年卒寿を迎えた母親が郵便局に行くには、かなりの無理があり、私が代理で行くことにしました。
事前に問い合わせを行うと、所定の委任状があればできるとのこと。
問題は、全ての事項を本人が直筆で書かなければならない事でした。
必要な書類等をそろえ、ホームへ。
机を用意してもらい、私が事前にコピーした委任状に記入したものを横に置き、所定の委任状に同じように記入させます。
ゆっくりではありましたが無事終了。
90歳になっても意識ははっきりしているし、字も書けるので問題なしとはなりましたが、自分の場合はどうなるのかと不安も感じました。
その時に、母親の保険証券の中身を確認しました。
平成9年の始期で保険料払い込みの終期が平成19年。
特約も付帯させていました。毎月13.560円×12ヶ月×10年=1.627.200が総支払額。
死亡したときの保険金額が100万円で、終期の後は5年ごとに20万円ずつ返金され、その分保険金額も少なくなるというもの。今年20万円を支払うと、生命保険金額は「0」となります。
このことだけを考えると、60万円超で100万円の死亡保険に入ったようなもの。
特約を調べると、災害特約と入院特約が終身でついていたので、それなりに納得。
本人も父親もすでにこのことを忘れていたので、お金が新たに入ってくる感覚でとても喜んでいたので何よりです。
加入するときには理解した気分になっているのが保険です。
長生きして長期になるほど、加入していたことさえ忘れたり、内容など覚えてもいないことが大半です。
元気なうちに、きちんと整理をする必要を感じました。