光明
半導体不足が顕著になり、かつて世界を席巻した日の丸半導体の凋落がよく話題になります。
いろんな原因があると思われますが、やはり経営者の度量のなさが一番の気がします。
上場企業であるがゆえに、短期的な利益を重視しなければならないことは理解できます。
それでも自分の地位を賭してでも、長期では必ず花開くというたぐいのものへの投資は欠かせません。
TSMCを巨額の資金で熊本へ誘致することも必要ですが、自国の半導体育成にもお金をかけるべきです。
良く調べてみると、この日本が負けている半導体は「シリコン」。
これは、低い電圧、小さい電流のもとで効率的に動くとのこと。
今後需要が大きく広がると思われる、高電圧、大電流にはシリコンはむかないそうです。
「GaN」がこれから主流になる可能性が大きい。
これは、窒素とガリュウムが結合したもの。
何とこの技術は日本がかなり先行しているとのこと。
かなりの完成度がありながら量産まで至っていません。
その原因は、1000億円もの投資が必要で、それに各企業が躊躇しているから。
これから、「Gan」というキーワードを注意深く観察し、そこへ大きな投資を行う企業の株を買おうと思っています。