古い奴だとお思いでしょうが

 これは、男優鶴田浩二の歌「傷だらけの人生」の一節です。

私のような変人は、どうも世間とは反対方向へ行くきらいがあります。

 今になって書道を習ったり、出来たらそろばんも習いたいと思っています。

そして何より、無駄の多いアナログも大好きなのです。

 今年も年賀状を200枚以上出しました。

サラリーマン時代の副社長から、一番安い「接待費」と言われ、それを今でも実行しているのです。

 もらって一番うれしいのが、シッカリと写った大きめの写真付きのもの。

そこに一言書いてあると、その人とのかかわりをゆっくりと思い出せ、和やかな気分になれるのです。

私もそれ以来、カメラのキタムラで、良い写真付きのものを送ることにしています。

一人分百十数円の接待費です。

 最近は、ご両親が亡くなられたとのはがきが多く来るようになりました。

年間20枚前後はあるでしょうか。

それに加えて、今後年賀状を辞退する旨のはがきも数枚前後来るようになりました。

 「古い奴だとお思いでしょうが」私は、辞退依頼が来るまでは、毎年必ず写真付きのものを送ろうと考えています。

 新居にも、神棚と仏壇を設置して、天井には『雲』を張り付けています。

 

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