どうとらえるか
最近の日本株式相場ほど、株式投資を始めようとする人たちにとって、怖いと感じるものはないと思います。
兎に角、乱高下が激しい。
下がるときも上がるときも、一気に数百円の日経平均の動きです。
今までの経験則が通じない場合も少なくありません。
悲観論を述べると、きりがありません。
まず、原材料高や円安によって日本企業の仕入れ価格が高騰しています。
製品価格等に反映しきらない日本企業は、いずれ業績を圧迫することとなります。
また、コロナ対策で日本国の借金がGDPの2倍以上の1200兆円になりました。
これらの負の要素を考えるだけでも、日本株に投資する価値があるのか疑われても仕方ありません。
最近の若い人たちがアメリカ株に積極的に投資するのもわからない訳ではありません。
日本国や日本企業は、世界の国や世界企業に比べてそんなにダメなのでしょうか?
私はそうは思いません。他の国のことはよく知りませんが、まず国民性が良い。もったいないを大切にして、日々の危機に対応するすべをたいていの人が持っています。
年内に日本の個人金融資産が、2000兆円を超えるとの予想が現実になりつつあります。
30年前の2倍になったのです。
極論すれば、日本国の借金は日本人の個人金融資産の6割しかないのです。
相変わらず、日本株と日本国については強気の私です。
持ち株が下がれば買いの継続をしていきます。
小さな積み重ねを続けていると、いつの間にか頂上にたどり着けるのです。
5年前に比べると、持ち株数は相当増えました。
今年12月末での株式におけるBSが楽しみです。