果たして?
政府は11月19日に経済対策を臨時閣議で決定しました。
国と自治体の財政支出は過去最大の55兆7千億円。
民間の支出額を加えた事業規模は78兆9千億円に上ります。
コロナ禍で傷ついた経済を立て直すというもの。
野党も30兆円規模を標榜していましたし、民間エコノミストは40兆円と考えていました。
そのどれもを凌ぐ大型対策なのです。
分配が優先されているとの見解が多いのですが、成長戦略だろうが、分配戦略だろうが、国がお金を大量に市場に供給することには変わりありません。
ただでさえ、緩和マネーがかなりあります。それに追加するのです。
円安は避けられないでしょう。その結果、物価は上昇します。
そして、より大きなお金の使い道として、不動産と金融に緩和マネーは向かうはずです。
そこに照準を合わせ利潤を目指す人と、何もせずに貯蓄する人では、一気に格差が広がるのは仕方ない事なのです。
火曜日午後2時頃「ロイヤルホスト」に食事に行きました。この時間帯だったら3密は避けられるとの思いからです。
ところが大型駐車場は満杯。何とか席に付けましたがほぼ満席。ロイヤルホストは外食産業の中でも客単価は一人2000円から3000円と決して安くはないのです。
金曜日午後8時過ぎに「うどんの資さん」に晩飯を食べに行きました。
駐車場もほぼ満車。待ち人6人。
我が家の近くで9戸の新築が始まっている話は既述しましたが、更に新たな3戸が古家を壊し基礎を打ち始めました。
オペレーティングリースの一口5千万円の物件数十口が、瞬く間に完売。
身近なことから、大きな金融ビジネスまで、私の知り得る範囲の情報です。
果たして、景気が悪化を辿っているという最近の報道を鵜呑みにしてよいものでしょうか?