十三夜
最近無料のユーチュウブをTVでよく見ます。
本を読んだり、勉強したりする時のバックグランドミュージックとして聞くためです。
魔ダムに「ナツメロばっかり」と揶揄されながらも、「井上陽水」をかけ続けています。
その中に『神無月にかこまれて』という曲があります。
「人恋しと泣けば十三夜」という出だしですが、何時もこの十三夜が気になっていました。
新聞で10月18日が旧暦9月13日の「十三夜」にあたることを知りました。
広辞苑によると「旧暦9月13日の夜。8月の十五夜の月に対して『後の月』と呼び、また芋名月に対して、豆名月、栗名月といって、月見の行事を行う。919年の醍醐天皇の月の宴に始まるとも、宇多法王がこの夜の月を無双と賞したのによるともいうが、わが国固有のものらしい」
一方十五夜は、「旧暦8月15日の夜。秋の最中に当たることから仲秋といい、また月に芋を供えるので芋名月という。古来、観月の好時節とされ、月下に宴を張り詩歌を吟じ、民間では月見団子・芋・枝豆・栗などを盛り、神酒を供え、すすき秋草の花々を盛って月を祭った」中国から伝来。
因みに十五夜と十三夜、どちらかだけを見るのを「片月見」と言うそうで、縁起が良くないとのこと。