政治と経済

 菅首相が総裁選不出馬が伝わるや否や、日経平均が暴騰しました。

日本を含む世界の多くの人々が、政権の安定を予想したからです。

 私は、各企業の好業績の結果、配当取りを狙って8月末から日経平均はゆっくりと上昇すると予想していました。

まさか、このような形で急騰するとは?

政治と経済は切り離せないことを如実に物語っています。

 それにしても、菅さんは運がよかったにも拘らず、知略に走り過ぎた感があります。

今回のコロナに関しては、未体験の惨事なのです。

誰がリーダーであれ、同じような結果しか生じていない気がします。

色んなことを言われても、愚直に「コロナ対策に集中」を前面に出し続ければ良かったのです。

 私は、彼の最終決断に「男らしさ」「日本人らしさ」を感じます。

火中の栗を拾った彼に、心の底からお疲れ様と言いたい。

 野党のコメントも相変わらず成長がありません。

非難の応酬と、自分達が政権を取ったらの話ばかり。

 昨年から、政府批判を抑制し、与野党を超えて、共にコロナ対策に全力を挙げようとのシグナルだけを出し続ければ、民意もかなり変わったはずです。

今回の枝野氏の発言も同様な内容でした。せめて菅首相をねぎらい、「残りの期間国民の為に共にコロナに立ち向かおう」とか言っていたら、衆院選もかなり票を伸ばした気がします。

一見賢そうに見えて、本質が理解できていない気がします。とても残念です。

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