今どきの父親像
孫が数日我が家に来ています。
外に遊びに連れて行ったり、風呂に入れたりと、子育てをしてこなかった分を取り戻しています。
昨日の朝、門の前の公園に、1歳の孫を抱いて3歳の孫の手を引き出かけました。
晴天で風も心地良かったからです。
すると公園のブランコが設置してある横の家から、奥様とご主人、それに小学校3年生の息子さんが出て来られました。
そのお父さんと息子さんは、共にマウンテンバイクにヘルメット姿。
背中にはリュックを背負っています。
「何かの競技へお出かけですか?」と尋ねると、「いえ、息子と二人でツーリングへ出かけます」。
「何処まで行かれるのですか」
「日田迄行って、1泊してまた帰ってきます」とのこと。
日田迄は往復軽く100キロは超すでしょう。
その道程をお父さんが息子と二人で自転車で旅するのです。
子育てをしていない私には、衝撃でした。
残って手を振っていた奥さんと話をしました。
「今朝、二人で突然決めたのです」とのこと。
この様な家庭環境で育った子供が、悪くなるはずもありません。
何気ない日常にこれほどの驚きがあったことに、新たな発見をしました。
息子の教育には、父親の影響がかなりあると私は勝手に思っています。