平和の尊さ
咳喘息がある私にとって、春はかなり厄介な季節です。
花粉にPM2.5、それに加えて黄砂とくれば、どうしても咳き込む日が続きます。
暫く外出もせずに自宅で読書三昧を決め込んでいました。
庭の草の成長が気になり始め見渡していたら、車庫の私の車が汚れと枯葉で悲惨な状態でした。
滅多にしない事なのですが、家の隅にある蛇口からホースを延ばし、次男坊が購入した洗車キットで水洗い。
とても気持ち良くなり、1か月半ぶりに散髪しに行くことに。
陽光を感じつつ、アダルを聞きながら目的地に向かっていました。
すると途中にある中学校の正門前が人だかり。
ゆっくりと走りながら様子を見ました。
お父さんやお母さんと一緒の入学式の模様。
久し振りに経験する、心温まる風景でした。
「いいなあ!」と思うと同時に、このような平和が何時までも続いて欲しいと、不安ももたげました。
ミャンマーの軍事政権が国民に発砲する状景をTVで見るにつけ、また、中国が国力を背景に台湾やフィリピン、それに尖閣諸島まで侵略を試みている事実を知ると、改めて、政治と経済の重要性を感じます。
年を重ねた我々が出来る事は、優秀な国会議員を選ぶことと、自立した生活をして国に迷惑を掛けないことぐらいです。
この当たり前のような平和の日常は、何もせずに手に入るものではないことを、若者たちはもっと真剣に考えるべきです。