対照的
アパレル大手のワールドが、昨年に引き続き、今年追加で450店舗の閉鎖と、リストラを発表しました。
嘗てファッション業界の新興勢力として一世を風靡していました。
これ程の環境変化が急激に起こると、あっという間に凋落が始まる例です。
ANAやJALが冬のボーナスがゼロや大幅減になったり、運航便の大幅減を実行しているのも、数年前に比較すると隔世の感があります。
西日本新聞に、福岡MKタクシーの記事が掲載されていました。
この会社は数回このブログにも登場します。
私のお気に入りの会社で、待ち時間30分くらいまでなら許容範囲くらいのレベルです。
そこが、正社員を200名増員という内容でした。
理由は、コロナ禍の失業者や転職者の受け皿になるという社会貢献と、コロナ終息後の需要回復を見据えての決断だそうです。
また、LCCのピーチ・アビエーションは新たな2路線を開設し、コロナ終息後を見据えた投資を行っています。
この2社に共通するのは、逆張りの発想で、コロナ終息後の需要を一気に取り込もうとする姿勢です。
この非常事態に投資に踏み切るには、やはり経営トップの力量に他なりません。