不動産の未来
超低金利の時代が長く続けば続くほど、大まかに捉えると借金して投資した企業ほど優勢になり、ひたすら内部留保して貯蓄をした企業ほど劣勢になります。
我が息子達が借金をして、改装したり、新規出店を行うのは理にかなっています。
それも、競合企業が身をすくめている時であれば、投資効果はより大きくなるのです。
世界中に金余り現象が現れていて、お金が一気に株式に集中投資されました。
そのせいか、バブル説もあり、現状では一進一退が続いています。
すると余ったお金は何処へ向かうのでしょう。
歴史を振り返ると「不動産」へ向かいます。
世界に目を向けると、不動産の価格下落が激しいのが、「香港」「上海」です。
理由は言わずもがなですが、共産党の締め付けを嫌がったマネー逃避です。
一方、急上昇しているのが、やはり同じアジアの「ホーチミン」と「台北」です。
私は2度この両市を訪れましたが、圧倒的に「福岡市」の方が良いと確信しています。
両市に比べて何故、福岡市の不動産価格が安いのか?
単なる自己PR不足以外の何物でもないと感じています。
昨年12月の東京都の中古マンションの平均希望売り出し価格(70㎡)が新聞に掲載されていました。
東京都全体で5300万円を超え、首都圏でも3839万円。
人気の港区や中央区等は8000万円を超えるそうです。
野村不動産はこの環境下でマンション用の土地の購入を増やしているとのこと。
JRの駅からバスで10分の場所で中心価格帯が5000万円~6000万円で完売するそうです。
私はずいぶん前から、いろんな要素で「福岡市」がアジアの中心になると述べてきましたし、信じています。
既に福岡市内の不動産価格は上昇を続けています。
それでも、世界や首都圏に比較すれば、まだまだ投資余地はある気がしています。