店舗投資と不良在庫
昨日の福岡県のコロナ感染者数が150人を超えました。
今年2番目の多さです。
ただでさえ体調の悪い私は、なるだけ外出を控えています。
帝国データバンクから倒産情報が送られてきます。
飲食だけでなく、アパレル業界もかなりの割合で倒産しています。
私の好きなブランドのブルックスブラザーズのアメリカ本家も倒産しましたし、Jプレスブランドを持つオンワード樫山まで青息吐息です。
飲食に関してはあまりわかりませんが、アパレルに関しては、同じ小売業として近いものを感じます。
倒産には大きく二つの要素が絡みます。
店舗への過大投資、不良在庫の存在です。
私も経験上この二つには、物凄い神経を使ってきました。
2輪の場合は、売れない期間が長くなっても、腐らないし突然ブームが来ることもあります。世間に在庫が無くなってから、急に売れ出すこともしばしばです。
1台1台を大切に売れば、この在庫問題は解消できます。
しかし、店舗投資等になると、アパレル業界よりもイニシャルコストがかなりかかります。
投下資金の回収期間を短くするためにも、1円でも安く初期投資を抑えることです。
最近、借入金利が安くなっていますが、この二つの要素を疎かにすると、少しの環境変化で苦境に立つことになります。