ささやかな幸せ
正午近くに突然自宅のチャイムが鳴りました。
週刊ダイヤモンドの「賢人 100人に聞く!日本の未来」を読んでいる最中でした。
インターホンの画面を覗くと、年配のご婦人。
玄関を出て対応すると町内会の人でした。
義母と両親の住所を私と同じところにしているために訪問されたようです。
内容は敬老の日に当たり、お祝いの品を持ってこられたのです。
少し立話になりました。
彼女曰く「三人もご健在で羨ましいですね」
「有難うございます」と私。
彼女は続けて「私は親孝行をする前に両親を失ってとても後悔しています」
この年になっても、3人も親がいることの稀さを感じました。
普段親達と接していて、たまに「いらっ」とすることもあるのですが、ある意味ささやかではありますが、幸せな事なのです。
老人ホームに入ってくれて、たまにお互いを気遣う微妙な距離感が良いのでしょう。
我が子供達を含めて、家族全員本気で長生きして欲しいと思っています。