予兆
日経新聞の夕刊に、投資の神様バフェット氏が、初めて日本の株式を購入した旨の記事が掲載されました。
三菱商事を含む日本の5大商社の株式を5%以上保有したというものです。
今までアメリカ株がほとんどを占めていた彼のポートフォリオ。
遂に日本株に目が向いたのです。
世界情勢が緊迫の度合いを強める中、一見優柔不断とも思われる日本の経済、政治が見直されているのではないでしょうか?
どの国とも敵を作らない、日本独特の政治と経済。
急成長は望めなくとも、敗者をあまり作らず、日陰ではあるが無くてはならない製品を作り続ける、製造メーカーの多さ。
各種政変があっても、暴動は起こらない日本。
先進諸国の中で唯一、株式市場が過去の最高値を更新していない日本。
有り余ったお金を何処に投資しようかと、消去法を使っていくと、どうしても日本株になるのです。
対象となった商社株が、大幅な上昇を記したことは言う迄もありません。
今後、違った業種も投資対象となってくるでしょう。
「JAPAN AS NO.1」の予兆のではないでしょうか。