半沢直樹

待ちに待ったドラマを見ました。

「半沢直樹」がそれです。

 

第1話は時間延長があったにも拘らず、あっという間に終了した感があります。

何時もハラハラドキドキ、何故彼だけがこれだけ苦境に陥るのか!?

それでも、このドラマの底流に流れる「絶対に諦めない」ポリシーは脈々と流れています。

 

裏切りがあるのは、私にも何度も経験があります。

私はその度に人を信頼しなくなりました。

広辞苑に寄りますと「信頼」とは、『信じて頼る事』と解釈されています。

 

その影響でしょう、年を重ねるごとに、人に頼ることを潔しとしない自分が、どんどん出てきました。

「誰でも裏切るんだ、それが人間なのだ。目くじら立てるほどではない」と冷めている自分がいます。

 

このドラマの良い所は、信頼できる家族、友人、部下が必ずいることです。

生きざまだけは変えないところが実に良い。

 

当然のことですが、いくら会社のトップになり権勢を欲しいままにしても、直ぐにその職を辞す時が来ます。

そうなって、知らない人から見たら「ただのおじさん」になるのです。

そう思えば、自分の正しいと思う信念に基づいて、毎日を生きることの方がより重みがある気がします。

 

どのような倍返しをするのか、第2話がとても楽しみです。

 

それにしても、これを書いている脚本家は、人の機微を熟知している心理学者のような気がします。

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