シャリアピン
朝から夕方まで魔ダムが、自宅で経理の仕事をしていました。
彼女の真摯な態度に、流石に私の下手な晩飯を出すわけにはいかないと思いました。
そこで、最近よく利用している「グリル 千」へ行くことに。
電話で営業の確認をすると、コロナの影響で午後8時までとのこと。
予約して午後6時前に出かけました。
私が頼んだのは、いつもの「シャリアピンステーキ(ポーク)B」1250円。
彼女が頼んだのが「ポークヒレカツ」1250円。
共に税込みです。
創業40年を超える、昭和そのものの店構え。
内装もレトロそのものです。
何度食べても美味しい。美味すぎる。
食中、食後の満足感と幸福感。たまりません。
人生で1度は食べた方が良いメニューだと本気で思っています。
私はここで初めて「シャリアピン」なるものを知りました。
この単語を調べてみました。
昭和11年に来日したオペラ歌手「フュードル・シャリアピン」の為に作られたステーキ料理。
歯が悪かった彼の為に、帝国ホテルの料理長が工夫して出した。
すり下ろした玉ねぎ・ニンニクを薄くたたいた肉にまぶして焼き、その上に玉ねぎのみじん切りを炒めてソースとして添えた、日本独自の料理。