もう駄目だ

一向に勢いが止まらない、コロナウィルスです。

何時、店舗閉鎖を言い渡されても仕方ない段階に来ています。

 

既に業種によっては、休業している店も少なくありません。

現金収入に頼っている中小企業にとっては、本当に死活問題の日々が続いています。

不思議なことに、このように環境が悪い時に限って、身体の不調が出たり、その他の大きな問題が発生したりするものです。

 

大抵の人は「何故、俺だけが」と考えて憮然として立ち尽くすのです。

ところが、経営者としてはここからがスタートなのです。

 

京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉に「もう駄目だと思った時からが仕事だ」というものがあります。

ウォルトデズニーの言葉にも「何かを始めるためには、話すのは止めて、行動し始めなければならない」というものがあります。

 

『中小企業は、メインバンクを使いこなせ』が私の経営者に対する最初のアドバイスです。

正直に資金繰りの話を行って、直ぐにお金の対策を練ることです。

次に大家さんに言って、家賃の交渉を始めることです。

 

業種に伴って行動は変わるかもしれませんが、上記の二つ、つまり金融と不動産はほとんどの業種にあてはまります。

出来得るかぎりの手を打って、出血を止める。

その行動と共に、コロナの終息時に行うことも手を打っておく。

 

『ナニクソ負けてたまるか』のアナログな精神が、今ほど試されている時期は無いと思います。

若い経営者・店主、悲嘆にくれる前に行動せよ!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次の記事

まだまだ