正念場
東京都の小池都知事の緊急記者会見で、在宅勤務、夜に出歩かない、週末の外出自粛等が発表されました。
やっと事の重大さが庶民に広まった瞬間です。
専門家は既に遅すぎたとの感があるのではないでしょうか?
食料品や医療関係を除く各業種の店が、週末に休業する様子のニュースがNHKでありました。
九州は関係ないと思っている人がいたら、ノー天気にもほどがあります。
他人はとやかく弊社グループは早急に具体的な対策を打つべきです。
全店の消毒液と体温計の配備。
社員同士の体調チェックetc.
我々の業界では、週末の販売金額が、1週間のおよそ7割を占めます。
この数字を改めて認識し、週末休業に備える具体的な作業方法の改善をすぐに実行すべきです。
入金が無くなったらどうなるのか?
社員はあまりピンとは来ていないでしょう。
ところが経営側に立つと、会社の存続に繋がるのです。
国の雇用助成制度を利用できれば良いですが、それが叶わなければ、創業以来の「社員解雇」も現実味を帯びてきます。
この様な非常事態を社員と共有するには、直接現場に経営者が行き、現状と展望をしっかりと説明すべきです。
窮地に立った時に、社員も経営者も、その力量が測られます。