今こそ若い活力を
次男坊が20代の時に将来の夢を聞きました。
即答で「大金持ち」と答えられて苦笑しました。
その時に彼は輸入車デーラーに勤務していて、高級車を売りまくっていました。
その中で彼は、自分がいくら頑張っても、その最高額の高級車を買えないことに気付いたそうです。
それだけが幸せではないと思うのですが、兎に角、最高額の高級車が買えるステージには上りたいとのことでした。
私のアドバイスは、「『野心』があるだけ経営者向きだけど、何時も具体的な数字で考えるように」というものでした。
尖がった性格の若者や、野心のある若者が減ってきたような気がします。
そのような中では、期待を抱かせるのも事実です。
新1万円札になる渋沢栄一の言葉。
「金持ちになりたい欲望は時に暴走するが、金は卑しいといった極端な思想では活力を失う」
「富を成す根源は仁義道徳、正しい道理の富でなければ永続できない」
数日前にオープンした次男坊の店への祝花です。
会社経営をして32年で、これほど素晴らしいものを見たことが有りませんでした。
贈り先を調べてみると、ある大手4輪デーラーが経営している販社の社長からでした。
次男の夢も宜なるかな。