人・物・金・情報→人・情報・物・金の時代
たまにいろんな業種の方から経営相談を受けます。
私の経験と知る限りの知識は、同業者でも遍く開示します。
それでも、たかが私のレベルなので、最終的なアドバイスは、メインバンクを通して専門家に聞くように促します。
中小と言えども、メインバンクの重要性は計り知れません。
破産法が専門の弊社顧問弁護士も、複数行と取引があるよりも、メインバンクと他1行くらいが最悪の時にも事がスムーズに進むと言っていました。
我々の業界は、いい意味での銀行の利用が下手だと思います。
彼等は、複数の成功体験や失敗体験を持っているし、超専門のFP等も抱えています。
お金を借り入れた時の利息は、彼等からの情報収集量と思えば安いものです。
そこまで踏まえて、最近の経営について、昔以上に重要だと感じたことがあります。
その一番は、「ルールが変われば勝者は変わる」というものです。
だからこそ「他と違うことをやる。同じことをするなら先駆ける」が必須となります。
『無駄』を行えば行うほど、利益は零れ落ちているという感覚と、『イノベーションはある日突然降っては来ない』という認識を持って、経営者は色んなことに興味を持ち、外に出て、今まで以上に情報収集を図るべきです。