春風駘蕩
広辞苑によりますと「春風が長閑に吹くさま。転じて、性格・態度が・のんびりしているさま。」
一昨日はまさにこの表現がぴったしのような陽気でした。
我が家の前の公園に響き渡る幼子たちの歓声が、ゆったりとした時間を更に長く感じさせました。
ここ数日家に閉じこもっていた私を心配したのでしょう、真ダムが散歩に誘ってくれました。
無理しないようにゆっくりゆっくりと5000歩ほど歩きました。
帰り際に我が家の北側に接する公園へ行きました。
すると何故かしら、1本の桜の木だけ7分咲ほどのピンクに染まっていました。
どうも季節感が狂いますが、ゆっくりと眺めていると心豊かになるのも事実です。
秋から冬にかけての『秋霜』を全然感じることは無かった昨今です。
あまりに「春風駘蕩」が続くと、「秋霜烈日」に耐えられないような気がしてきます。