おまえ、相変わらず精神弱いな

昨日、病院から勧められたシューズを買いに久し振りに天神へ行きました。

アシックスの専門店が無くなっていたので、ニューバランスの専門店へ。

店員によると矯正の効果も少し期待できるとのこと。

残念なのは、ファッションセンスはあまりなく、色もグレー、紺、黒の単色しか選べなかったことです。

 

それでも、その店まで履いて行った今までの靴と比較して、圧倒的に履きやすく、痛みもあまり出なかったので不思議な感覚でした。

MW880GS4 width 4Eのグレーを買い、税込み11990円也。

これで少しでも楽になるなら有難い限りです。

 

夜、高校時代の同級生に、いきさつを電話しました。

整形外科医です。

すると彼の返事は、「すぐに手術が必要とは言われなかったんだろう。そんならそれでいいやん」

私:「お前、冷たかね!今までのようにテニスをしたり、思い切って走れんごつなるとぞ」

彼;「へえ、テニスやら走ったりしとるとやそん年で?そっちの方が凄すぎる」

私:「空洞の薄い壁が壊れたら大手術になって、大変なことになると言われた」

彼:「お前、相変わらず精神弱わかねえ!今の医療の進歩で何とかなるたい。死にゃせん。バッテン心配なら月曜日か金曜日の午前10時に病院に来んね。俺がMRIを撮り直してみてやるけん、そっでよかや。」

私:「すまんねえ、いつか行くけん宜しく」

彼:「電話くれて嬉しかったぞ、有難う」

 

報道ステーションで、水泳の池江璃花子と松岡修造の対談があっていました。

彼女の独白に思わず涙しました。

治療が想像をはるかに超える苦しさで、いっそ死んだほうが良いとさえ思ったこと。

ところが容態が安定して4日間退院できた時に人生観も変わった。

 

外食できる幸せ、車に乗れる幸せ、外を歩ける幸せetc.

死のうと思ったことを後悔したそうです。

『今ここにいる奇跡、今生きている奇跡を実感する。どんな苦しみも希望や目標があれば乗り越えられる』

19歳の彼女の言葉に、やはり友人が言うように「私は弱いな」と再認識されました。

 

そういえば、友人は一昨年前に咽頭癌に罹り大手術をしたことを思い出しました。

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