物価上昇

先日、接待で自分の中での高級寿司店を利用しました。

今までならアルコール類を少々プラスしても大体、一人16000円~17000円でした。

ところが今回は、一人23000円。

 

記念日等に家族で行く近所の寿司屋も、今まで7000円のコースが10000円に値上がりしていました。

理由を聞くと、近場で魚が取れなくなって、美味しさを求めると、かなり遠方より仕入れないといけないとのこと。

 

確かに総務省の購入頻度別の物価指数では、食材の値上がりが顕著なのです。

2013年から今までで、「肉類」が約19%、「果物」が約24%、「魚介類」に至っては約32%も上昇しているのです。

 

国力が弱まると、一般的には『円安』に振れていきます。

現在でも食糧の自給率が低い我が国のことを考えると、ガソリンだけでなく食料品の値上がりにこれから否応なしに直面すると思われます。

 

日常生活に直結するガソリン代だけでなく、飲食費も上がってくると、一気に消費が冷え込む恐れがあります。

働き方改革等で休日が増え、その分収入は横ばいになり、今後中間層の貧困感が強くなると思います。

つまり、その中間層ほど節約に走るのです。

 

そこに焦点を当ていた今までと同じビジネスモデルでは、趣味性が強くなった二輪ではやっていけなくなります。

中小企業の生き残りとしては、数を追うのではなく、質を高めることです。

世界の株高で潤う、今後増えていく富裕層向けにビジネスを転換していくべきです。

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