マイスター

我が家のリビング天井に埋め込まれているエアコンから変な匂いが出だしたので清掃してもらうこととしました。

ついでにダイニングの3年前に購入した壁掛けのそれの消耗部品の交換も頼みました。

 

数年ごとにお世話になっている人です。

今年68歳になります。

一人で清掃道具を駆使しながらおよそ3時間ほどで終了。

 

最近仕事がきつくなった旨を話していました。

後継者はいないそうです。

 

エアコンメーカー5社とアフターサービス契約を結んでいてとても忙しいとのこと。

 

清掃だけだと、いろんな会社がビジネスとして請け負っていますが、修理までとなると出来る人が限られるそうです。

忙しい時には一日10万円以上も稼げるほど。

地味できついと思われていて、新たななり手がいなく、同業者もどんどん辞め、自分に集中するようになったと。

 

ここに、二輪業界の生き残りのヒントがあります。

国内の二輪新車の年間販売台数はピークの330万台から来年は20万台になると予想されています。

しかし、保有台数は1100万台もあるのです。

 

消費税が10%になり、かつネットの普及で個人売買が増えていくでしょう。

それでも修理は必ず付きまといます。

30万円で購入したバイクを30万円かけて修理する時代も来ると思います。

何故なら、二輪業界は需要が少なくなり、供給も少なくなることと、それに合わせてどんどん趣味性が高くなるからです。

 

若い頃から、理論と実践でメカニックとしての腕を磨きさえすれば、超一流の医師や、調理人のように、数か月待っても、いくらお金を払ってでも、その人に修理をして欲しい人が出てくると思います。

皆があまり気にも留めない地味な職業ですが、競争相手がいない今、かなり稼げる有望な職業だと思います。

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