過去との決別
私は、さほど洋服へのこだわりはありません。
よそ行きのスーツだけは、良い生地でオーダーにしているくらいです。
高校時代からトラッドが好きでした。
その影響でこの20年くらいは、オンワードのJ-プレスかブルックスブラザーズのものを愛用していました。
ほんの数か月前、ブルックスブラザーズの大型九州基幹店が閉鎖して、百貨店のコーナー店に統合されました。
最近の記事でオンワードが国内600店舗を閉鎖すると有りました。
ついこの間フォーエバー21が日本から完全撤退しています。
ECコマースの影響力拡大に伴って、小売店舗はかなり苦境に晒されています。
生き残るすべは、店舗を統廃合して優秀な社員をその店に集め、接客を通しての買う楽しみを増やすしかないと思います。
高級なものは店舗で、普段仕様の安価品はネットでと、使い分けの時代になったのです。
我々二輪業界はどうでしょう。
安い原付でも20万円、高いスポーツバイクなら300万円を超えます。
つまり、圧倒的に高級品なのです。
ところが、大半の店は高級品に対応する接客がなされていません。
ここに生き残るヒントがあります。