望外の喜び
昨日はとても嬉しいことが有りました。
午前10時頃私の携帯が鳴りました。
ある店長から「永い間お疲れ様でした。店は任せてください」と元気な声でかかってきたのです。
午後からは、あるスタッフが奥様連れで本部を訪れてくれて、ねぎらいの言葉と記念品を頂きました。
普通の人が喜ぶ感覚の何倍も嬉しさと喜びを感じました。
この記念品は、私の宝物にしようと思っています。
私は見た目から、社交的で快活、友人も多いと思われています。
本来は真逆の性格なのです。
ただ親の躾のせいか、真面目さと嘘を言わないこと事だけが長所のありふれた男です。
一人でいることが好きで、他人の目を気にするひ弱な部分がありました。
このようなことから、魅力が乏しかったのでしょう。
若い頃から、男にも女にも裏切られることが多くありました。
歳を重ねるごとに、だんだんと免疫力が付いてきて、友情や愛情に期待しなくなりました。
今回の代表権移譲も自分の中では、淡々と事を進めて、自分の役割を終えたつもりです。
それ故に、社員からの労いは望外の喜びとなりました。
良き息子、良き父親、良き夫、良き経営者としての役割が、平成と共に終わりました。
令和の始まりと共に、清濁併せ飲む魅力ある『漢』を目指したいと考えています。
それには、少々の不真面目さと少々の嘘も必要だとこの年になって理解できました。