第二弾
今年も残り半月ほどで終わります。
先日に引き続き、机に備え付けの本棚を整理しました。
その中に、1997年の小冊子が出てきました。
タイトルは「リーダーシップ」。
赤線が何本も引いてありました。
多店舗展開を加速した時期と符合します。
『リーダーが部下に理解を示し、優しく振舞おうと考えるなら、部下と共に堕落することを知れ』
このようなリーダーだと、職場がぬるま湯状態になり、必ず競合相手に負ける。
リーダーとして一人前とは、傷ついた数で決まる。
『ビジネスも企業の生き残りをかけた戦争である。軍隊やプロスポーツと同じで「統率」が重要。その為には規律を守らせる。守らないものには厳しく当たる』
『リーダーの仕事ぶりで、一番重要なことはスピードである。スピードアップを図ろうとするリーダーの姿勢が、チームのスピードを上げる』
リーダーは、部下より常に先に行動を起こすことを心がける。
出社の時間、会議の集合時間、昼飯から帰ってくる時間、書類の提出期限、些細なことでも部下より早く。
『正しい判断に必要なのは、じっくり考える時間ではない。判断に至る情報収集と分析力、それらがすぐにできること。日頃からアンテナを高く掲げていれば、第六感が働く。』
『ビジネスでは、巧遅より拙速が圧倒的に成功する』