懐旧
昨日、魔ダムと一緒に熊本店、菊陽店に行きました。
何時ものように、彼女が経理に勤しんでいる時に私は溜まった未読の経済誌を読み漁るのです。
午前11時から午後3時半まで熊本店、それから菊陽店へ行き仕事が終了したのが午後8時前でした。
二人共に昼飯も食べていません。
福岡へ帰って食べたら午後10時近くになります。
そこで、菊陽店の裏通りにある、うどんとかつ丼が美味しい「武蔵」で済ませることにしました。
午後8時過ぎという時間帯か広い店内には、我々以外に3組しかお客様はいませんでした。
私はかつ丼を、彼女は高菜ご飯定食をそれぞれ完食。
静かな店内に流れていた曲が、我々の青春時代そのものでした。
「井上陽水 白い一日」、「かぐやひめ 神田川」、とどめは「はしだのりひことシューベルツ 風」でした。
とても不思議な空気感でした。
40年以上前に、私は彼女と「ツル茶ん」という喫茶店で今と同じように向かい合いながら、これらの曲を聴きながら「トルコライス」を食べていたのです。
当時と昨日との違いは、ワクワクドキドキ感が無くなったのと、お互いの髪に白いものが混じっているくらいです。
人との出会いと人生の不思議さを感じた夜でした。