棲み分け
旅行用のキャリーバッグを岩田屋で購入したことは既述しました。
何故わざわざ百貨店で買い求めたのか?
結論から言うと、そこでしか販売されていなかったからです。
先ず、「ACE」のブランドを購入することは、決めていました。
メイドイン ジャパンで細かいところが機能的でかつタフにも拘らず価格にお得感があったからです。
ヨドバシカメラに行けば安いと思い行きました。
「ACE」のブランドを指名してスタッフに聞きましたら、ほとんど商品知識はゼロ。
やっと見つけてくれたら「World Traveler」と札に書いてあります。
私が探していた「PROTECA」は取り扱いが無いとのこと。
調べますと、ドン・キホーテやヨドバシカメラのような大手安売り店には「World Traveler」のブランド。
高級ブランドは、直営店かデパートでの販売とわかりました。
時計のSEIKOも同じです。
グランドセイコーなどのハイエンドは、同様の販路なのです。
合点がいきました。
メーカーも販路政策はしたたかになっていたのです。
私はいつも思っていました。
『本物で、安くていいものはない』
三越伊勢丹が大きな戦略変更を発表しました。
中間所得層でさえ対象から外すそうです。
アメリカの老舗大型デパートである「シアーズローバック」が倒産したのも頷けます。