まだ枯れるわけにはいかない
昨晩、1年に一度の高校の福岡支部の同窓会が行われました。
こういうものにはあまり参加しないのですが、この会だけは欠かさず参加しています。
ホテルオークラ福岡で開催され、凡そ160名もの参加でした。
私の同級生は私を含めて5人でした。
同じテーブルに私より後輩が3人いました。
何故この会だけ欠かさず参加するのか?
それはいつも刺激的だからです。
経済のみならず政治や医療等についても、本音と建て前を知ることが出来るのです。
私のテーブルは、8人中2人が上場企業の役員、3人が上場企業の支社長クラス、それに私が世話になっている外科医と教育委員会。
食事や抽選会はそっちのけで、未知の世界を語り合いました。
そうこうしているうちに、私よりも10歳以上離れている後輩が私に挨拶に来ました。
20年前くらいから知っている彼です。
私が、いろんな料理屋を紹介してやって、今でもクライアントに喜んでもらっているそうです。
独立したての公認会計士でしたが、今では福岡、熊本にも事務所を構え、10数人の部下を使っています。
投資用ビルも5棟ほど所有しています。
毎年正月には家族でオーストラリアのゴールドコーストで休暇を取っているそうです。
車は何に乗っているのか聞きました。
堂々と「ポルシェ」。
いいですね、実にいい!!!
最近、この手の若者に会ったことがありません。
私はこんな若者にさえも、負けん気が沸々と湧いてきます。
今までのビジネスからは引退しますが、燻ぶっていた『野望』が燃え上がりました。
珍しく2次会まで行きました。
飲めないお酒を飲んでいたし、外は雨。
普通ならタクシーで帰ります。
昨晩は、後輩のことを考えながら、地下鉄を乗り換え、雨に降られながら徒歩で帰宅しました。
入浴後、時間がもったいなくて「全員に好かれることを目指す時代は終わった」本田直之著を読んで床に就きました。
『偶然は準備の出来ていない人を助けない』パスツール