ものは考え方
オーバーホールに出していたブライトリングの腕時計が返ってきました。
およそ2週間ほどかかりました。
費用は税込みで54000円。
2006年に正規販売店で購入して、3度目のオーバーホールです。
費用は毎回50000円に消費税。
並行物は10万円に消費税です。
4年振りくらいに居間のはめ込み式エアコンの清掃を業者に頼みました。
時間は1.7時間ほどかかりました。
費用は消費税込みで27000円。
こちらは1999年から3回目の掃除です。
この二つの機器の購入金額に対する、メンテナンス代金の割合を調べました。
時計が約21%、エアコンが約26%。
まあ、時計は半永久的に使用しますが、エアコンは恐らく15~20年で買い替えるでしょう。
エアコンの業者に聞きましたら、一日に4~5軒回るそうです。
平均単価が1.8万円として8万円/1日。
25日働けば200万円也です。
経費は洗浄剤くらいのものでしょう。
粗利率90%と考えると180万円にもなります。
助手が一人いますのでその人件費や車両費、材料費等を差し引いても140万円は残ると思いました。
最近、若手の業者がいないそうで、彼は65歳ほどです。
この二つの職業の共通点は、AIでは代替えできないという点です。
バイクのメカニックもそうです。
まだ1100万台の保有台数があります。
しっかりとした技術を身に付ければ、少子化でなり手がいなくなる分、収入は増えていくものと考えられます。
ものは考えようで、猛勉強して大学まで行き大企業に勤め、すさまじい競争の渦に巻き込まれるより、
このような技術職で熟練する方がブルーオーシャンだと思えます。