エール

最近、私にとってとても嬉しいことがありました。

とある若者から直筆の手紙を頂いたのです。

彼への返事の意味を込めて、話の補足をしたいと思います。

 

その若者は、懇意にさせて頂いている同業者の店長です。

たまたまそこの社長と一緒に福岡に来ているというので

昼食をともにしました。

 

3人で経営やそれにまつわるいろんな話をしました。

少し私が一方的に話したきらいはありましたが。

 

そこの会社は娘さんしかいらっしゃらなくて

その若手店長を将来の後継者にしようと

社長が熱心に教育されています。

 

彼をはじめ、これから経営者になろうとする若者に

先ず伝えたいのは「若さ」だけでも

我々よりも凄いアドバンテージがあるという認識を持つことです。

 

心身共に回復力が全然違います。

兎に角、無理が効くことと、

チャレンジへのしり込みがあまりないことは

素晴らしい素質を持っていることと同義です。

 

そのうえで、我武者羅に働く。

そこから、自分の会社をどのような方向に持って行くのかを

常に考え続ける。

 

そうこうしているうちに、自分の腹の中に

すとんと落ち、はまり込む言葉が出てくるものです。

 

弊社の社是は「信頼と感謝」です。

当たり前のようですが、この言葉が自分にぴったしだと思うのに

10年以上かかりました。

 

次に経営理念は、数年ごとに書き換え、今の心境がこれです。

「人生を豊かにするために『楽しく・明るく・元気に』仕事しよう」

 

一般的な理念では、これに「社会貢献」が付加されるのですが

弊社では、先ず自分達個々人の確立を優先させています。

自分達の豊かさ無くての社会貢献には、疑問を持つからです。

 

自分の言葉で、「社是」や「経営理念」を語れたときに

その人は経営者になっていると思います。

 

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